有利なのは文系理系?

「学歴」のところで書いたように、文系学部を卒業した人は国語や社会、あるいは英語を、理系学部を卒業した人は算数(数学)や理科を担当するのが普通です。ただし、これはあくまで「普通」であって、絶対ではありません。

小学生を対象とした塾では、小学校時代、算数の得意だった文系学部出身者が算数担当となったり、国語が得意だった理系学部出身者が国語を教えることも珍しくありません。大学受験のように、教科が細分化され、教える内容もかなり高度な場合は別ですが、小学生や中学生の学習内容なら、出身学部に関係なく指導は可能です。むしろ、文理にこだわらないほうがいいでしょう。

また、中学受験では一部の学校で社会を試験科目からはずすケースが見られますが、まだまだ社会を試験科目にする学校は多く残っています。中学受験で重要視されるのは、国語と算数の2教科で、国語は文系、算数は理系ですから、文理のバランスも取れています。この点からも、文系と理系のどちらが塾講師にとって有利といったことはないといえます。

ちなみに現在、中学受験に英語を導入するところが急増中。小学校での英語必修化に伴い、この流れは今後、ますます強まることでしょう。英語に自信のある人は、これからますます活躍の場が広がると思われます。