家庭教師との違い

以前に比べると「家庭教師に勉強を教えてもらっている」という子どもたちは減ったように思えます。それでも、学生のアルバイトで家庭教師をする人はいますし、プロと呼ばれる専業の人も多くおられます。

家庭教師はいうまでもなく、生徒それぞれの家庭にお邪魔し指導する学習スタイルです。教材も生徒が持っている問題集を使用するのが基本。「環境そのものを生徒に合わせる」やり方といえばいいでしょう。指導者と生徒の距離も非常に近い、といった点も昔と変わりありません。

違うのは、たとえば食事の提供などを保護者から受けてはいけない等、指導以外の部分を厳しくしている派遣元が多い点です。その日の学習進捗なども毎回、保護者にきちんと報告するようにもなっています。また、「超難関校合格に向けて」など一部を除いて、家庭からいただく料金は以前と比べずいぶん割安になりました。

家庭のほうも、他人を自宅に上げることに抵抗を感じる人が多くなったことも影響しているのでしょう。家庭教師同様、きめ細かく指導する個別指導の塾が増えたことで、そちらを選択するケースが増えています。ただし、家庭教師に一定程度のニーズがあることは確か。指導の仕方ややりがいなども、個別指導と大きくは変わりありません。