塾講師のやり甲斐は?

多くの塾講師にとって、一番のやり甲斐はなんといっても、自分が教えた子どもたちが志望する学校に合格することでしょう。自分とは違う誰かの“人生の節目”に立ち会う機会は、そう多くはありません。塾の講師の場合は、毎年、それが訪れ、子どもたちと一緒に喜びを分かち合うわけです。

合格か不合格か、発表の日は緊張します。しかし、「合格の言葉を聞いたとき、自分の受験のときとは比べ物にならないくらいうれしかった。1年の苦労が報われた気がした」という塾講師の声は多く聞かれます。

合否に関係ないところでも、うまく成績が伸びない、なかなか苦手な部分を克服できないといった問題を、塾の講師は子どもと一緒になって解決するのですが、それが叶ったときの満足した子どもたちの笑顔を見て、とても高い達成感が味わえるという人もいます。授業とは離れたところでも、子どもたちの成長が見られるのもうれしい点です。

それらを通して、自分自身が人間として大きく成長したように感じることもできるようです。希望する学校には合格できなかったものの、その後の頑張りで立派に成長した元教え子の姿に感動した――そんな普通では味わえない経験ができるのも塾講師のメリットといえるかもしれません。