塾講師で身につくスキル

「先生体質」という言葉があります。学校の先生は、世間知らずな人が多い。教えることにだけに長けていて、他のことは何もできない――そんなふうに揶揄される場合に使われます。実は、塾の講師も学校の先生と同じように見られることがあるのですが、実情はずいぶん違います。

たとえば、生徒が集まらないとそもそも経営が成り立たないわけですから、自分たちはどれだけ優れた塾を運営しているか、子どもたちそして保護者の方々にアピールする力が塾には求められます。宣伝の仕方なども、みんなで知恵を出し合いながら考えます。このあたりの努力は、一般の企業と変わりありません。自然と営業力が鍛えられます。

日々の業務ではコミュニケーション力が磨かれます。子どもたちの力をどう引き出していくか、お母さん・お父さんに指導の方針を理解してもらう場合も、きちんと自分の考えを伝えられないといけません。

他の職場とは違う点を挙げるとすれば、なんといってもプレゼンテーション力でしょう。毎日の授業はもちろん、保護者に対する説明会など塾講師は人前で話をすることが多くあります。場慣れに加え、いい例を見る機会も多い。プレゼン力はますます重要視されるスキル。いろいろな場面で役立つはずです。