伸び悩む生徒の接し方

どんな子どもでも、なかなか結果が出ない時期があります。残念ながら、そうしたスランプから解消する“特効薬”はありません。しかし、うまく声がけしてあげることで、できるだけ早くそこから脱するよう導いてあげることは可能です。

たとえば、「着実に成績は上がっているよ。ほら、ちゃんとこの難しい問題が解けるようになっているじゃない。大丈夫だよ」というふうに言って、自分の成長を実感させてあげましょう。やればできる!その感覚さえ身につけることができれば、子どもたちは腐ることなく勉強に取り組み、自然とスランプから抜け出せるようになります。産みの前の苦しみ、これを抜け出せば急に視野が広がる。そんなふうに諦めさせないよう導くことが重要です。

一方、「頑張れ」という言葉は禁句。「頑張れ」だけでは突き放した感じがするからです。そうではなく、「頑張っているね」とその子の努力を認めてあげましょう。と同時に、講師も一緒に頑張っている姿勢を示すと、子どもたちの気持ちは楽になります。もう一度アクセルを踏むようにもなるものです。

いずれにしても、不安を増幅させてはいけません。どんなスランプも一時的なものであり、辛い時期であってもきちんと先生が見守ってあげている。そのことを、言葉や態度で示してあげましょう。