スゴイと思われる講師

たとえば、テレビによく出演されるあの予備校の国語講師の場合、教え方に定評があって、ポイントを実にわかりやすく提示する。そのうえで、持ち前の教養で生徒の心をつかみ、大学受験へのモチベーションを高める、といいます。塾の世界には、他に、どんなスゴイ講師がいるのでしょう。

授業がうまいといわれる塾講師は、総じて“始まり”が上手です。その日の内容にからめた話題を最初にふっておいて、子どもたちの興味を引きつけます。そのうえで本題に入るから、理解が進むのです。説明の仕方もたとえ話を使ったりして、イメージしやすいよう工夫されています。

独自のゴロ合わせ(歴史の年代や、数学や理科の公式など)を作成し、それを楽しく、ユーモアあふれる解説で、うまく子どもたちに定着させる講師もいます。「ユーモアあふれる」というところがミソで、雰囲気づくりのうまい講師はやはり人気があり、慕われます。

派手さはないものの、生徒1人ひとりの対応がうまい講師もスゴイと思わせます。「子どもたちの状況に合わせて、個別のテスト対策用プリントを手づくりする」といったことは口でいうほど簡単ではありません。それを苦もなくやってしまう人がいるのです。子どもたちへの思いの強さに加え、成績把握などがきちんとできるからこそ可能なのでしょう。